2008年6月アーカイブ

深夜営業をやめるのは、コンビニよりもまずジーンズメイトなんじゃないかと思った。

京都入りを目前にして追い込みすぎたのか、疲労が堆積している気がする。ちょっと走ると元気になるので最近ほぼ毎日走るように心がけているのだけど、今日は本当に時間を作る事が出来なかったなと思いながら夕方人形町へ足を運ぶ。短いながらも楽しい会話を愉しんで、一駅だけ歩こうと思ったら結局家まで歩いてしまい、さっき距離が測れるサイトでどんだけ歩いたのか調べたら10キロ歩いてた。だから足がじんじんする。

人形町へ向かう地下鉄で、言うところの季節労働者的な人たちがしきりに「ジャック・レモンだジャック・レモン」と言っててすごく意外だった。わー、ジャック・レモン知ってるんだー、と。
ジャック・レモンと言えば戦後アメリカ映画界最高の喜劇俳優だ。ビリー・ワイルダー監督映画の常連だ。「おかしな二人」でのウォルター・マッソーとの名コンビはあまりにも有名だ。だからジャック・レモンの名前を知っていても別におかしい話ではないなーと思いながらよくよく耳を澄ませたところ「弱冷房」って言ってた。もっと言えば「弱冷房だ弱冷房」って。「この車両弱冷房だ弱冷房」って。思わず鳥肌が立った。疲労はまず耳に来る、というのは本当だった。かなり困惑してたら「日比谷線」も「指輪線」に聞こえてきたりして、これはちょっとまずいぞ、今日はなるべく体を休めよう、と思っていたのに、10キロも歩いている。

レター

なんとか今週中である程度形になったものが出来そうであって、徐々に次のステージへ意識を向けつつある。自分が書いた台詞を役者さんが声に出してくれるこの何とも形容しがたい喜びがあるから、脚本家とか演出家とかってじじいになってまでもやりたいんだなーと心から思った。だって自分が考えたギャグ的な事を、ねぇ。すごいねぇ。

以前「乞食が寝返りを打つところを見た」という日記を書いたのだけど、とある人からその記事に関するメールが届いたのでここに転載。

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ブログの「乞食が寝返りを打つ瞬間を見た。結構気持ちよく寝てるんだなと思った。」は笑えた。暮らしのヒント集のなかに「好奇心を持ったときは、できるだけその場に行って、見て触って、知ることが大切です。人から聞いたり、本を読んだりしてわかったつもりになってはいけません。」と書いてあったので、乞食を見に行ったけど寝なかった。
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メールの主は、父だ。

お先にどうぞ

妖怪の話が話題に出て、ふいに我が故郷・長野県の「薬缶吊る」を思い出した。長野県の妖怪・薬缶吊るだ。きっと誰も知らない。因みに長野県は何をやってもいまいちな県としてさぞ有名ですが、あの超メジャー妖怪・三つ目小僧は長野県の妖怪だったりする。→なんか違った。三つ目小僧の資料が発見されただけで、東京の妖怪だった。長野らしい。

薬缶吊るって名前だけすごく印象に残っていて、たぶん小学生の時に図書館かなんかでその手の本を読んだ際にインプットされたのだけど、一体人様にどんな危害を加える妖怪だったのかは全く記憶しておらず、気になったので調べたところ、木からぶら下がった薬缶で、のどが渇いたとか言うと近づいてきて薬缶の中のものを飲ませてくれて、その中のものは甘い味がする、という、ただの甘い水が入った薬缶だった。

書いていてどんどん思い出してきたのだけど、紐小僧、みたいな名前の妖怪もたぶん長野の妖怪だ。紐小僧は紐が解けた着物を着て人の前に現れる童子で、解けた紐を結んでやろうと近づくとどんどん逃げて、朝まで歩かされる、っていう。すごく地味だ。

因みにタイトルの「お先にどうぞ」というのは、べとべとさんという妖怪がいて、それは夜道を歩いていると後ろからべとべとと足音を立てて近づいてくる妖怪なのだけど、足音が気になったら「お先にどうぞ」と言えば先に行くっていう話があってその「お先にどうぞ」だ。姿は見えないので足音だけ先に行くんだ確か。

案外妖怪について詳しかった自分に一等驚いている。

A25

R25よりも、L25よりも、僕は断然A25だ。アタック25だ。今日のA25はすごくいいゲームで終始ドキドキだった。最後のパネル1枚取った人が優勝っていうものすごいスリリングな展開だった。

A25で出題される問題の中でひとつだけ気になる問題があってそれは
「今から曲を3つ聴いてもらいます。それぞれ歌っている歌手の名前をカタカナにして、最初の文字をつなぎ合わせると、さてなんという言葉ができるでしょう」

って長いしなんか色々経ての答えみたいな感じがうわってなる!!

ちなみに今日は「ヒライケン・ミキドウザン・ツノダ☆ヒロ」で正解は「秘密(ヒミツ)」だった。別に秘密がテーマの曲とかそういう事でもなく、ただ答えは「秘密」だ。いつもこんな具合で、答えを聞いては、んもうっ!ってなる。

追い込み、新宿、虫

追い込みだ。随分追い込んでいるので、精神的にビンビンだ。そのせいなのかどうかわからないけれど、スーパーで買い物をしようとして籠を手に取ろうとした瞬間、買い物カゴの持つ部分がすごく汚いかもしれない、という世紀末的潔癖な考えが一瞬だけ頭をかすめた。気のせいだった。あと某有名ラーメン店の店員が全員長髪で、髪の毛ぜってー落ちるよ、みたいな感じだったからもうこの店には来ないとも思った、という話を前に書いたかどうかも覚えていないほど、追い込みだ。そんな事言うのに床とか壮絶に汚い松屋なんかには平気で行く。

そんなさなか新宿で芝居を観る。あまり追い込まれていない人みたいだ。その芝居は元ジョビジョバのマギー氏が作・演出で元ジョビジョバの長谷川朝晴氏が出演の舞台「U-1グランプリ」。公演時期には下北沢の劇場周辺が軽くパニックになった頃から結構ジョビジョバを観ていたので、これはちょっと追い込みと懐かしさも相俟って足を運ぶ。
ジョビジョバ時代にやってた、おばさんのネタをまんまやっててわーすげー懐かしいー、若者的に言うところになついー、だったけど、それ以外は寸分も笑えなくて、ちょっと寂しい気分の中雨も降るんだか降らないんだか奇妙な天気の元帰宅する。上地春菜さんっていう女優さんがすごく面白かったのがせめてもの救いだ。ヘリョンさんに似ている女優だった。あとマギー氏と共同脚本・演出をしていた福田雄一氏って全く知らなかったのですけど、実は相当有名な脚本家なのですね。へー、と思った。あと若者はたぶん懐かしいをなつい、とは言わない。

すごく興味のあった某雑誌の編集部宛にファンレターにも近いメールを送ってみたら、メールが相手に届かずに戻ってきた。縁がないんだなと思う。

某社の会議室で打ち合わせがあって、結構狭い会議室に10人近い人がいたのだけれど、ほぼほぼ初対面の人ばかりだったので、狭い会議室で一斉に名刺交換が始まって、その時からなんか虫飛んでんなーと思いながらも名刺交換とかしててじゃあ打ち合わせ始めましょうか、みたいな事になってもまだ虫がぐわー飛んでて、でもたぶんみんな初対面だってこともあって「あ、虫飛んでますね。」とかそういう事すら言えないほど初対面だったので、しばらくの間虫飛んでた。結構でかい、なんかカナブンみたいな硬質な虫だった。蛍光灯にがつーんぶつかっては蛍光灯の埃を撒き散らしていた。気づいたら虫はいなかったのだけど。

読んではいません

今週号の「女性セブン」より。

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新潟発
ラーメン店100軒に侵入
卵かけ御飯男
チャーシュー無視の言い分
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聞きたい事が多すぎて、なんか忙しい事になる。

書いてる

気づけば10日以上も書き綴っていなかった。とにかくここ最近、脚本とシナリオとコント台本を書きまくっている。
今まで文章を書く機会は多かったのだけど、ここ数週間の文字数はとっくに今まで書いた文章の分量を超えている。文字を書きすぎて一生に使う文字を使い果たすのではないかというぐらい、書いている。書きたくなくならないように常にテンションを保っての作業。そして半ば発狂だ。
今書いている脚本はエチュードを取り入れていて、役者さんに実際しゃべってもらった事を脚本に落とし込む、という流れなのだけど、文字に起こすと間とか、空気とかそういうのが一切感じ取れない平面的な本になってしまうので、書いてるうちにこれは本当に面白いのか、という原点に立ち返ってしまう。で、録音した台詞を聞き返すとやっぱり面白い。その繰り返しなのでちっとも進まない。7月1日までにはすべて仕上げなくてはいけないので、正直心が折れそうだ。

という感じなので今自分が持っているすべてのオモシロい要素を脚本とシナリオに注いでいるので、実際の僕はすこぶるつまらない男になっている気がする。界王様くらいつまらないと思う。今ちょうどドラゴンボールを復習しているからこういう事が言える。

仕事の履歴が結構溜まってきたので更新しなくてはいけないし、企画書を書かなくてはいけない。動画の編集をしなくてはいけない。逢うべき人に逢わなくてはいけない。これはおそらく一人でこなすタスクとしては余裕でこぼれている気がしてならない。大富豪だったらどんどん人を雇って自分はドラゴンボールに集中できるなーと思うけど、全然富豪じゃないからダメだ。

伊丹十三のエッセイ「女たちよ!」シリーズが、最初読んでいたら結構イラっとしたけど、その文体が心地よくって随分とハマってしまっている。オモシロい人だと思った。

7月1日からしばらく京都に滞在するのでホテルを探しているのだけど、1泊2500円というホテルを発見した。ファミコンのカセットと同じくらいの価格だ。大丈夫だろうか。

最近リュックがうまくしょえない。

タコの日

渋谷のカフェでせんとくんとまんとくんの話を真剣にしているサラリーマンの話なのだけど、なぜイラっとしたかといえば「せんと、まんと、ときたら次は"おくと"、ですかね。あははー。千、万、だから。」というそこまで言わなくてもいいのに、というおぞましい一言が耳を射抜いた事に端を発していて、聞いちゃだめだと思いながらもどんどん耳をそばだててしまい、そもそも遷都とかかっていたり、マントを身にまとっているキャラクターだからまんとくん、みたいなちょっとだけダジャレみたいなうまいこと言うというのがルールみたいなネーミングなので、おくとくんはどううまい事言うのかなと思っていたら4人の中では若輩な男性サラリーが「やっぱりオクトパスですかね。」っていう衝撃的な事を言い出して、いいねそれいいねそれ、みたいになった直後に「オクトパスってタコでいいんだっけ。」っていうそもそもの確認がひとりの男性サラリーから入り、そうだよタコだよタコですよ、なぁ、オクトパスってったらタコだよなぁ、といった一通りのタコ確認ののちに「やっぱりタコだから、赤いよね。」と、もう具体的なキャラクター像が各々の中でリアルタイムに描かれつつあるその様子が手に取るようにわかってしまい、さらに「タコって墨吐くかー?」とか言い出す男性サラリーまで登場して、自分の中で完成しつつあるキャラクター・おくとくんに墨を吐かせようとしている様子までも窺い知れてしまい、もうどんな人たちだよと思って顔のひとつでも拝もうと視線を向ける直前にその中のひとりがスーツというよりは背広といった風情の背広の内ポケットから手帳を取り出してペンまで握る姿がギリギリ目に入ってしまい、まさか本当に手帳に描き出すのではという戦慄が走った。怖くて見れなかった。

イラの日

なんだか様子がおかしい1日だった、という日記を眠る前に書こうと思って、その前にmixiをなんとなく覗いたら、「びわ」というタイトルの日記が二段積みになっていてたまげた。「びわ」というタイトルの日記を書いた人と「枇杷」というタイトルの日記を書いた人はマイミクでもビワミクでも何ミクでもないという不気味な二段積み。びわの事を書いていました。

昼過ぎ、地下鉄がすごい空いていたので座れたのだけど、尻のポケットに入っていた携帯のバイブがブンブン鳴り出して、すぐ隣に座ってた老木のような老人にその振動が座席を介して届いたらしく、声にもならぬ声だったけど明らかに文句みたいなの言われてまず1イラだ。雨の雫がたっぷり溜まった傘を持っていたので、傘の先端から流れ落ちる雫がどうにか老人の足元に浸水するような導線を作り上げて、足元をびちゃびちゃにしてやろうと試みていたらさっさと老人は降りてしまった。導線も思うように築き上げられない不器用さに2イラだ。

渋谷で打ち合わせだったのだけど、閉じた傘を地面と平行に持って歩く人がすごく多くて、普段は閉じた傘を地面と平行に持って歩いている人を見かけた後ろから少しだけ傘の先にぶつかって、いててー、みたいな事を言うと大抵の人はごめんなさいと言って傘を平行から垂直に持ち替えてくれるのだけど、今日の渋谷はとてもひとりでは裁ききれない数の閉じた傘地面と平行人が溢れ返っていて3イラだ。

渋谷での打ち合わせの後しばらく時間が空いてしまうので、道玄坂の事務所で働く伊藤さんに「今渋谷にいますか?」とメールをしたところ「ちょうど品川から渋谷に戻る途中です。」という返事が来たので待ち合わせてコーヒーでも、という話になり、品川から渋谷ということはJRだな、ぐらいに思っていたら「今、井の頭線の改札のところです。」みたいな電話がかかって来てごっちゃーとなった。仕事中にわざわざ時間を取ってくれて自分に付き合ってくれるのは申し訳ないなと思い、ごっちゃーなりながらも伊藤さんのいる井の頭線の改札の方まで行きますよ!と元気いっぱいに言ったものの完全にマークシティで迷い、結局伊藤さんにこっちまで来てもらった。雨の中走ってきてくれた伊藤さんごめんなさいという自己嫌悪で4イラ、マークシティの予想以上にピラミッド風な迷子構造に5イラ。

カフェで近況報告なんかを伊藤さんとしていたのだけど、椅子の背もたれに引っ掛けた傘がすぐに滑り落ちて6イラで、さらに隣の席でせんとくんとまんとくん、どっちがかわいいか、みたいな話を真剣にしているサラリーマン(初老)に7イラだ。

渋谷にすごいたくさん警察官がいて、なぜか洞爺湖サミットの警戒をしている、みたいな貼紙があって、ここ渋谷!と強く心の中で思って8イラで、最強のイラはあまりに警察官が多いから直進しないで迂回を試みようとした瞬間カッパを着込んだ警察官と目が合って行く手を阻まれた事だ。カッパを着込んでいる警察官も、行く手を阻まれたことも相当イラだ。「洞爺湖サミットの関係でちょっとお話聞かせてもらってるんだよね」みたいな事言われて、どこ行くのとかそういう事を聞かれてあれこれってまさかの職務質問?と思ったら相当イラっときた。すぐ解放されたからよかったです。異常なまでに渋谷に動員されていた警察官は、洞爺湖サミットは7月開催だってことを本当に知っているのか、と思うくらい熱心に片っ端から色んな人に声を掛けていた。もう洞爺湖とか絶対知らないんじゃないかな、カッパのお巡りさん。