優遇ホラームービー。
July 30, 2009 2:26 AM yuzzy diary
本気で東大に行ってやろうか、と思った時期があった。
行きたい、という能動的なものではなく、
行くことで周りが納得するなら、という良く言えば家族思いの、
悪く言えば主体性のない時期が確かに十代の中頃にあった。
実際に行けたかどうかは別にして、
いや、今振り返ってみれば行けるわけ無いな、と思う反面、
現在でも数学者になりたい、という夢は捨て切れていない。
数年前、ロンドン王立大学の研究チームが
ホラー映画の恐怖度を決定づける数学的公式を開発した。
ホラー映画の重要な要素である緊張感、リアリズム、血、
そして衝撃度などが計算され、いかなるホラー映画が
最も恐ろしいかを導きだしたとしている。
ちなみに、その公式とはこれだ。
(es+u+cs+t) squared +s+ (tl+f)/2 + (a+dr+fs)/n + sin x - 1.
es=緊張感を高める音楽
u=未知要素
cs=主人公らが追われるシーン
t=罠にハメられそうな予感
squared=二乗
s=衝撃度
tl=現実味
f=虚構性
a=主人公の孤独さ
dr=暗闇かどうか
fs=映像の雰囲気
n=登場人物数
sin=血や内臓
1=ステレオタイプ度
別にこの公式が合っているかどうかではなく、
そういうことを数学でやろう、としたことが既に数学者として正しい。
このチームにいる人たちに簡単な嫉妬さえしてしまう。
公式とは、数式で表される定理のことで、
定理とは、証明された真なる命題をいう。
逆に言えば、説明できない殆どのものは「予想」に過ぎないのだ。
たぶん一番美味しい肉じゃがの味付けだって、
理想的な絶頂ドビュッシーな騎乗位の角度だって、
こねこね計算したら出るはず。
生きていく上で、きっとこういう論理的思想は優遇されるべきだ、
そりゃー、多少ロマンティックな方が女性にはモテるだろうけどもさ。
ちなみにこの公式で導かれた
世界最高のホラー映画は「シャイニング」だって。
完全に一度も見たことないけど。


