Jogga

切願シンボリック。

October 4, 2011 12:18 AM yuzzy  diary earthquake work

ジョッガが制作に参加している
テレビ朝日「修造学園12~学校では教えてくれない授業」の
放送日が10月10日(月・祝)の朝10時30分~に決まった。(関東地区)

今回の舞台は、岩手県陸前高田市にある長洞地区。
3月の震災で甚大な被害を受けたこの地区に住む子供たちが
修造さんと共に「復興のシンボル作り」に挑戦する。

さらに特別講師としてファッションデザイナーのドン小西さんが登場。
被災地の子供たちが描く「復興への願い」の真実とは。

とにかく見て欲しいとしか言いようがない。
自分が携わったから、というわけではなく、
本当に良い内容になったと思う。

ナレーションをつける途中、アナウンサーは涙ぐみ声を震わせ、
いままでずっと番組をやっていたとあるスタッフは
「過去のシリーズで一番泣いた、泣いて仕事の手が止まってしまった」と
今回の内容に言葉を残した。

もちろん泣けるから良い、というわけではない。
でも、きっと、本当に、良い。

年末にかけて、各局今年の振り返り特番が制作されるだろう。
2011年の中心はやはりあの地震で、だから悲惨さを映像で振り返り、
だから教訓をそこから学ぶのだろう。

でも今回の修造学園は、それらとは違う形の番組になっている。

被災地に「頑張って」とただ声をかけるのではなく、
「何かを変えたい」と思っている子供たちの力になる。

あの地震以降、私自身も胸の中に色々なものが溜まっていた。
なんだかうまく消化できない感情の切れ端は、
下手な人がやったテトリスのように、少しのズレを繰り返しながら積みあがっていった。

今回、ロケや編集を通して色んなことを学び、
ほんの少しずつではあるが、それらが整理されつつある。

お時間あればぜひ見てみてください、
本当に良い内容になったと思うから。

実篤インパーフェクト。

April 12, 2011 1:07 PM yuzzy  diary earthquake

余震が続く。
この先も震度6,7クラスのものが起きるという。

これ以上、特に被災地に余震は起こって欲しくないし、
起こったとしてもなるべくなら小さな方がいい。

その一方で、いつも想定は震度一桁を口にするけど、
震度40が起きたらどうするんだ、と思う。
震度7500が起きたらどうするんだ、と思う。

震度40が起きた場合、震度5の8倍の水を、
8倍の電池を用意していたって、たぶん無力だ。

死ぬというのは思っているより痛い。
いままで体験した痛みの8倍より、たぶん痛い。

そうなると結局、本当の意味での防災対策というのは
水や電池を用意することだけではなく、
日々を悔いなく生きることだと思う。

出来る限り死なない努力が一番大事だけど、
万が一、そうなったときに出来る限り悔やまない毎日だったり。

例えば、恋をしよう。
恋のいいところは、階段を上る足音だけであの人だって分かることだ。

人間は脆い。
今回の地震で本当にそう思う。

武者小路実篤風に言えば、
やはり人間は神が創ったとは思えない。
神が創ったものとしてはあまりに人間は無情すぎるし、
色んな意味で不完全すぎる。

でも、もし。

自然が生んだものだとしたら、
あまりに傑作すぎるように思うのだ。

神は知るだろうか、日本人のこの祈りを。 

反対ドリーマー。

April 4, 2011 2:27 AM yuzzy  diary earthquake

反原発論が盛り上がっている。

ドイツでは20万人規模のデモが開かれ、
先日、銀座でも同様のものが行われた。
(これは震災前に決まっていたデモだが)

共同通信が先週末に行った調査では
「減らしていくべきだ」「ただちに廃止」が46.7%、
「増設」「現状維持」が46.5%、と世論は真っ二つに分かれている。

それでも体感的には「反対」が多いような気がするし、
今回は都知事選にさえその影響が及びそうだ。
それはそれでいいと思うし、今はそうだろうな、と思う。

でもその文句に「子供の未来のために」という言葉を
使われると、私には少しだけ違和感がある。

「地球のため」「今回の地震で得た教訓のため」それならわかる。
ただ「子供のために」と言われるとすっと冷めてしまう自分がいる。
電熱ストーブのコンセントを一気に引き抜いたような、
余熱を残しながら冷めていくあの感覚に近い。

その原因は私に子供がいないから、ではない。
私が小さい頃は子供だったから、だ。

私の親、あるいはその親は「子供の未来のために」豊かな社会を夢見た。
寝る間も惜しんで仕事をして、現実に活気ある日本を作り上げた。
そしてそれは原発無しではきっと達成できなかったんだろう、と思う。

だからこそ、原発の全てを「子供の未来のために」否定するのは
なんとなく引っかかる。
「子供のため―」確かにそうなんだろう、本当に、絶対に。

でも確実に「子供の未来のために」原発を懸命に作った人や、
それを信じていた時代があったのだ、きっと。
だからやはり全てを手放しに、は出来ない。

今回のケースや死刑制度の問題など、
意見が100対0にならないことはいつだってある。
そして大切なのは大多数に回ることではなく、
他人の意見に惑わされない自分の考えを持つことだと思う。

ただ少なくとも個人的には、極個人的には、
ロウソクの明かりを死に化粧にこの世を去るぐらいなら、
電気椅子に乗ってビリビリいきたい。

我々は人間である前にヒトであるのかもしれないが、
ヒトである以上に人間なのだから。
ダーウィンの進化論は、個人の思想でねじまげられるべきではない。

そして私は猿のように今夜も自家発電するのだ。
第一希望しか見えないぜ、不死身のエレキマン。

元来シャットダウン。

March 30, 2011 2:19 AM yuzzy  diary earthquake

前々回のエントリーで書いた神戸の友人からメールの返信が来た。
震災当日、あの海岸沿いを車で走っていた彼だ。

その詳細は後半に書くとして、
最近、日々の雑談でもネットの論争でも気になるフレーズがある。

「その気持ちは○○じゃないとわからない」

その気持ちは被災者じゃないとわからない、
その気持ちは子供を持つ親じゃないとわからない、
その気持ちは××××××××××××。

私はこの言い方があまり好きではない。

特にある程度、場が進んでからこの言葉が出てくると
一気に冷めてしまい、そこから先の意見を発したくなくなる。

それを踏まえた上で始まった会話じゃないの?と思うし、
面と向かって言われたら
「そんなことも理解していないと思われてたんだ」と
なんだか悲しくなる。

実際、そう言いたくなるようなシチュエーションは
確かに日常でいくつもあるが、
なるべくならそういう強制シャットダウンな「そもそも論」は
今後も控えようと思う。

そうそう。
神戸の友人から来たメールにはこう書いてあった。(原文ママ)

「この災害で分かったこと、それは、
お金があっても、死んだら終わり。
生きているうちにやりたいことをしないと!
だから来月にでもまたソープへ行く!」

なるほどな、と思う。
既婚者の彼がそう言うのだから、きっとそれはそうなのだろう。
使い古された言葉だけど、今の彼にはそれなりの説得力がある。

実際に被災地へ行った人じゃないとわからない重みの、
実際にソープでイッた人じゃないとわからない重みの。

買占スティミュレーション。

March 24, 2011 1:32 PM yuzzy  diary earthquake

ようやく商品の流通が落ち着いてきたな、と
感じ始めた東京で、一気に水の買い占めが起こった。

みんな冷静に情報を整理しようよ、と少しあきれてしまうが、
小さな子供、それも今回対象になるような乳幼児がいる家庭だと
理解こそ示さないが、気持ちはわからなくもない。

自分が守らないと、と思う母親の気持ちは真っ直ぐで、純粋で、
気付かないまま心の柔らかい部分を自分で刺激して、
その結果、少しだけ周囲が見えなくなる。

これ、という理由が無くてもそうなってしまうことが、
世の中にはたくさんある。

だから今、懸命に水を手にしたお母さんたちは数年後、
この騒ぎが落ち着いた時に少しでいいから感じて欲しい。

お父さんは、何十年もそういう気持ちを誇りに持って、
電車に乗って、残業をして、必死で仕事をしているんだ、と。

自分が守らないと、と思う父親の気持ちもまた、真っ直ぐで純粋だ。
だから体の柔らかい部分を意図的に自分で刺激して
硬くするのぐらい許してあげて欲しい。

って私。

子供もいないけど。
完全に独身だけど。

厚切バウムクーヘン。

March 22, 2011 12:07 PM yuzzy  diary earthquake

地震発生から10日が経過。

さきほど、私が唯一今でも連絡を取っている
中学時代の友人からメールが来た。

現在、神戸に住む彼はあの日あの時間、
仕事の関係でたまたま仙台にいたらしい。
それも津波で飲み込まれた海岸沿いの、あの県道10号線を車で。

渋滞と降雪で前が見えない。
しかし津波の音は確かに聞こえる。
そんな状況下で彼は何とか山側の道に逃げ込んだという。

4日間の避難所生活を経て先日、神戸に帰郷。
阪神大震災に続いてまさかのW被災となった。

心配していた人が無事だった、という安心感とは全く違う、
心配もしていなかった人が危なかった、というジワリ系恐怖感。
改めて地震について色々考えさせられた。

考えさせられたと言えば―。

東北ほど被災地ではなく、
関西ほど無関係でもない東京在住の私は最近、
人の「熱さ」よりも「厚さ」について色々考える。

政治家、識者、タレント。
地震に関しての様々な発言を聞いていると、
その表面の「熱」よりも「厚み」ばかり気になる。

そしてそれは有名人に限った話ではない。
知人やネット、そして被災された方もまた然り、だ。

それっぽいことをそれっぽい口調で語る。
ただ「熱さ」は演技できても「厚さ」はごまかせない。

もちろん「冷たくて薄い」という論外の意見もあるが、
「熱くて薄い」も受け取り手がうまく判断しないと危険が伴う。
twitterで良かれと広まったデマの嵐や、
今、問題となっている食品の風評被害もこれに当たるだろう。

とにかく、言葉の表面の質感に惑わされないように。

熱くなくてもいいから、とにかく厚さを。
そんなバウムクーヘンに、僕はなりたい。

謹慎マスターベイト。

March 18, 2011 12:59 AM yuzzy  diary earthquake

地震から1週間が経過。
被災された方の疲労はより深刻なものとなり、
それ以外の地域では少しずつ日常が戻りつつある。

地震の直後は認識が共通していた
「こんな時だからこそ」という言葉のニュアンスが、
次第にそれぞれの咀嚼理解の下、ぼんやりと多様化し始めた。
もう1つ「不謹慎」という言葉も。
開催決定を強行したセ・リーグ問題なんかはその最たる例だ。

まず大前提として正解はない。
立ち位置によって描く風景が違うのは、売れない画家だって知っている。

無理矢理それっぽく正解を出すのなら
「個々が不謹慎について色々考えることが正解だ」
ぐらいになるのだろうけど、まあいい。

例えば今回の節電について。

もちろん私も使わない電気は全て消し、
暖房などは全て厚着をすることで回避している。
それでも食べたいものを毎日食べているし、
仕事が落ち着いた今、普段以上に睡眠時間は確保できている。

「こんな時だからこそ」というのはとてもとても大切な気持ちで、
今は全ての行動の免罪符になりそうで、
だからこそ、むやみやたらとその言葉に頼ってはいけない。

今の自分の生活環境を俯瞰に見ることが何より重要で、
それを怠ると「買いだめ」のような問題が起こってしまう。

だから私は節電を胸に、明日も普段の生活をする。
食べたければ寿司を食べるし、喉が渇いたらスタバに行く。
そして何より、冷静でい続ける。

何より危険なのは「こんな時だからこそ」と不必要に生活をセーブすること。
ここで経済活動にまで負担を与えてどうするんだ、と思う。

なんだってためちゃいけない。
だから私はこの後、パソコンで大人な動画を見るかもしれない。

「いく」っていうと「いく」っていう。
不謹慎でしょうか?いいえ、誰でも。 

満腹スマイルフェスタ。

March 14, 2011 10:32 PM yuzzy  diary earthquake

ここ数日、twitterやブログ、mixiの日記は地震に関することばかり。
もちろん今、それを置いてでも書こうとする日常など無いだろうし、
例えあったとしても書く心境にはならない。

ただ思うのは、こういう個人発のツールで過剰に不安を煽ったり、
ひたすら自分ことだけを延々「怖い/さみしい/心配」などと書くのは
やはりどうなんだろう、と思う。

表現はもちろん自由だ。
ただそれは「イヤなら読まなきゃいい」とのイコールにはならない。

別に無駄に明るいことを書け、とは思わないし
悲しいニュースは情報としてしっかり知るべきだ。
ただ負の連鎖を生むような言葉はなるべく使わないほうが美しい。

笑顔や前向きな言葉だけで腹が膨れないのは知っている。
ただ、笑顔や前向きな言葉を表現することで腹が減らないことも
私は同じぐらい知っている。

ならやってみよう、身近なところから。

安心ファザースタイル。

March 12, 2011 6:51 PM yuzzy  diary earthquake

地震による原発問題も予断を許さない状況に陥り、
いよいよ列島全体を不安の影が覆い始めた。

一体、自分を含めた我々に何が出来るのか、と考えたとき、
適切な献血や募金などはもちろんそうだが、
まずは個々のレベルで気持ちを落ちつかせること。これが一番大事だ。

そして気持ちを落ち着かせるためには
防災グッズを集めるだけがその全てではない。
電気や水を出来る限り使わず、
なるべく普段の生活と同じことをするのもまたその1つだと思う。
珈琲を飲むでもネイルを塗るでも仕事するでも自慰をするでもいい。
まずはそこから始めよう。

すでに私はそのうち3つはした。だから落ち着いている。

そしてもう一つ。

特に関東地方の人、無駄にテレビを見て不安に駆られるぐらいなら、
食べられるときに飯を食って、電気を消して早めに寝よう。
最新の情報は確かに必要だけど、ずっとテレビを見ていても誰も救えない。

でもしっかり食べて、そして寝て体力をつけていることが、
この先、誰かの役に立つことはあるかもしれないのだから。

阪神大震災の時、少年だった私は
どっしり構えている父親にどれだけ救われたことか。
あの地震から16年経った今、私はそうありたいと思う。
冷静な判断はいつだって安心から始まる。

そして。

さっきコンビニの列に並ぶだけ並んで水1本とエロ本を買うおっさん発見。
もう少し、腹持ちのいいオカズを買え、と思うが
安心のきっかけはこの辺りにもある。

welcome to 吸血ジャールゴン
吸血ジャールゴンは、妖怪ではありません。
jargonとは「わけのわからない言葉」であり、 そんな「たわごとの群れ」から、 何かを吸い出そうとする人間の日常です。

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